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ホーム業務研究開発タッチパネルの指紋付着防止詳細を表示
液晶画面の汚れ
タブレット、スマートフォン、カーナビ等、液晶表面をタッチ操作する操作方法は直感的で操作し易いのが特徴です。しかし、特に画面OFFで見たときの指紋によるベタベタ汚れが気になりませんか?。各社から防指紋フィルムとして販売されている製品もそれなりに効果がありますが、全く指紋が付かない訳ではなく、指紋が付きにくい/除去し易いのメリットに留まっています。
 スマートフォン、タブレットの指紋汚れ
当社技術:特許公開番号 2015022744
開発中の技術は、指先で布を触ったときに全く指紋が残らないのと同様に、液晶表面へ細かなメッシュを貼り付けることによって指紋の付着を防止します。細線であり、径が細いので、タッチパネルの検出感度への影響はありません。また、表示画質の劣化(解像度等)も最小に抑えることが可能です。また、この技術は液晶用途だけではなく、ガラス製ショーケースや屋内のメッキ装飾部位等、多くの分野に適用できるのが特徴です。
防汚フィルムの構造  指紋付着防止原理図 
 残留指紋比較画像   左:指紋対策フィルム(ELECOM)  右:当社開発品
 指紋汚れの比較画像
 ON時画像   左:指紋対策フィルム(ELECOM)    右:開発品
 透過性、画質比較
 
要素技術
基材フィルムと細線の接合部にある接着剤にフィレットを設けます。これによって、ゴミ・埃の残留を減らす効果があります。また、メッシュのある面にフッ素等の撥水・撥油処理を行うことで、ひどい汚れを簡単に落とすことを狙っています。  液晶保護フィルム技術1
細線メッシュと基材を一体で樹脂成型(凸部黒、平面部透明の2色成型)することでコスト低減を図ります。
他には、基材(PET等)の表面へ印刷によって細線を形成することもできます。 
 液晶保護フィルム技術2
基材と細線にAG(アンチグレア)処理を施すことで、反射が少なくなります。  液晶保護フィルム技術3
細線を正多角形または円形に構成することで、指先で触った感触を良くできます。   液晶保護フィルム技術4
表面に付着した埃・ゴミは弱粘着ローラによって簡単に除去できます。  液晶保護フィルム技術5
LCD画素ピッチと細線のピッチが干渉して、光学的なモアレ縞ができることがあります。これを避けるには細線ピッチ(P1,P2・・・P11,P12・・・)を基準ピッチPに対して所定の範囲(P±α)内で変化させて構成すれば干渉を低減できます。変化させる方法は隣り合った細線の間隔を少しずつ増減するか、ランダムに変化させます。
或いは、細線の方向とLCDのX-Y軸の相対角度を変化させて最もモアレ縞の見えにくい角度で貼りつけることも効果的です。
 液晶保護フィルム技術6


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